創業200年以上の阿膠老舗メーカーの主力ブランである「福牌阿胶（福ブランド）」
製造された場所は古代から阿膠の名産地「山東省東阿鎮」に位置します。
阿膠はもともと「山東省東阿鎮」という小さな地方で食されているものでした。
その阿膠が有名になったのには、ある物語があります。
中国、清時代の咸丰皇帝の后妃であるー懿贵妃（のちに西太后となった人物）は早
期流産の症状があり子宝に恵まれないと日々が続きました。嘆き悲しむ皇帝に
山東省東阿鎮出身の大臣が地元の特産品である阿膠を献上しました。
ー懿贵妃は、阿膠を服用し続けたところ、めでたく妊娠出産することができました。
咸丰皇帝も大変喜び、山東省東阿鎮の阿膠に「福」の書を褒賞されたそうです。
この話が市中で語り継がれ、阿膠は全土で知られることとなりました。
現在も山東省東阿鎮の阿膠にしか名前に「福」をつけることを許されていません。
現代に入り数多くの阿膠ブランドがありますが、「福牌阿胶（福ブランド）」は正統派
として今も人気が高く中国でトップブランドの地位を得ています。
現代でも「福牌阿膠（福ブランド）」は先祖代々2500年余りにもわたって代々伝承され
た技による古代製法と、山東省東阿鎮の豊富な地下深層水を使用するなど、丁寧に
こだわりを持って作られています。